昨日の逆算読書感想文法ブログの
補足記事です。
読書後のこどものインタビューを
自動テキスト化したら、
どんな風に書き言葉に変換していくか。
以下の⑤の部分で、
ちょっとやってみますので、
参考にしてもらえると嬉しいです。
【読書後の子どもへのインタビュー】
①どんなお話だったか、聞かせて。
②読んでいて、どう思った?(経験)
本から学んだことは?(知識)
③自分の経験と似ているところは
どこだった?自分の経験は?(経験)
自分の環境と比べてどうだった?
④だれにこのお話を聞いて欲しい?
⑤その人にどんなことを一番伝えたい?
この⑤を進めていきますよ。
今回は、AIチャットの時の例に出てきた
設定を取り上げてみますね。
「私と同じ気持ちの本を教えて。小学5年生 女子 友だちが欲しくない 人と違う 普通は嫌だ」で検索。
この小5の女の子。
④の伝えたい人は
大好きなおばあちゃんを設定。
おばあちゃんに話すように、
⑤の一番伝えたいことを
しゃべってもらって、
自動テキスト化。
「なんかね、人と違うってよく言われるんだよね。私が何かすると、みんなが変っていうから、めっちゃむかつく。普通じゃないってバカにされる。めんどくさいから、友だちなんていらないんだよね。でも、おばあちゃんは私のことそんな風にはいわないよね。面白いっていってくれるよね。本当は一人は寂しいなと思うこともあるよ。友だちいいなって思うことも。でも、ずっと私は違うからってあきらめてきたからさ。私も壁作ってたかも。おばあちゃん、でもやっぱ、私って変なのかな。変なままじゃいけないのかな。おばあちゃんが私のこと、へんっていわないの、めっちゃ嬉しいよ。普通でいなきゃと思うと辛くなるから。でも、壁を壊したら、なにか変わるのかな。それも怖いな。自分から変わらなきゃとわかってるけど、できないんだよ。苦しいよ。」
インタビューがこんな感じで
テキスト化されたとします。
文字カウント315字。
仮に、400字原稿3枚指定だとすると、
ちょうどいいかな。
このまま増やしたり、削除したりせずに、
進みます。
話し言葉を書き言葉に直していきます。
「私は人と違うとよく言わる。私が何かすると、みんなは変だという。言われると、とても嫌な気持ちになる。
どうして、普通でいなくてはいけないのか。それなら、友達なんて欲しくない。
おばあちゃんは、いつもそのままの私を受け入れてくれている。おばあちゃんは、私を誰かと比べたりはしない。
でも、一人は寂しいと思うことがある。「どうせ私は違うから」「誰もわかってくれないから」とずっとあきらめてきた。けれど、この本を読んで、それは私自身も壁を作っていたのだと気づいた。
私は変わっているのかもしれない。それでも、そんな自分でも大好きと言ってくれる人がいる。私が勇気をもって壁を崩せば、この本の主人公みたいに何か変えられるかもしれない。でも、正直それは怖い。
普通でいなくてはいけないという呪文は、息苦しい。この先はわからないけれど、いまは、誰かひとりでも認めてくれる人がいるなら、私は私のままでいこうと思う。」
書き文章になってきましたね。
この編集作業、
中学生ならもうできそうですよね。
色々足したら、文字カウント395字。
増えてる笑
ここから、300字に削っていきましょう。
「私は人と違うとよく言わる。私が何かすると、みんなは変だという。言われると、とても嫌な気持ちになる。どうして、普通でいなくてはいけないのか。それなら、友達なんて欲しくない。
おばあちゃんは、いつもそのままの私を受け入れてくれている。おばあちゃんは、私を誰かと比べたりはしない。でも、一人は寂しいと思うことがある。「どうせ私は違うから」「誰もわかってくれないから」とずっとあきらめてきた。けれど、この本を読んで、それは私自身も壁を作っていたのだと気づいた。私は変わっているのかもしれない。それでも、そんな自分でも大好きと言ってくれる人がいる。私が勇気をもって壁を崩せば、この本の主人公みたいに何か変えられるかもしれない。でも、正直それは怖い。普通でいなくてはいけないという呪文は、息苦しい。この先はわからないけれど、いまは、誰かひとりでも認めてくれる人がいるなら、私は私のままでいこうと思う。」
これで307字。いい感じ。
次は、印刷します。
消した部分は削除しておきましょう。
印刷したら、
画面で見るよりしっかり読めて、
直したくなるもの。
赤で修正をいれます。
これで、⑤の一番伝えたいこと(おばあちゃんに)は、完成。
いかがでしたか?
こんな感じで①〜③も
取り組んでみてくださいね。
今回は、
「小学5年生女子」
を意識して進めてみました。
ちょっと設定に自信がなくて、
娘たちに協力してもらおうにも、
私の実家に帰省中なのですみません。
わかりにくかったら申し訳ありませんが、
よかったら、参考にしてくださいね。
ちなみに、今回の設定は、
ドラマ「最高の高校教師」の
生徒を参考にさせて頂いています。
小学生5年生設定に落としてみました。
松江塾の真島先生から
紹介コメント頂いたので、
貼り付けさせて頂きます。
嬉しい。